Cold storage
冷凍・冷蔵倉庫事業
和泉製氷冷蔵工場では、創業95年を超える歴史があり、約18,500トンの冷蔵・冷凍食材が収容できる国内有数の大型冷蔵倉庫を完備しています。
大型冷蔵倉庫
阪神高速湾岸線泉佐野北口から南に1分、関西空港へ15分、輸送のアクセスには抜群です。
+5℃・-3℃・-20℃の多温度帯に加え、大阪では数少ない-40℃の超低温庫を保有。
第2センターでは、主に乳製品の保管をしており、自動倉庫の保管物は無臭のものに限定。FDA-HACCPを認定取得しており、クリーンルームでは食品原材料の開梱を行い、加工しやすい状態でメーカー様に配送させていただいております。煩雑なバターの輸入対応も可能です。
自動倉庫を中心に、移動ラック・手積みの倉庫等、お客様の荷物の特性にあわせ、最適な保管・管理を実現。近隣食品メーカー様の保管・配送を担っています。
取扱製品(水産加工品・畜産加工品・農産加工品、乳製品、冷凍食品等)
大阪税関指定保税蔵置場
第1・第2センターともに、大阪税関指定の保税蔵置場で、航空貨物、海上貨物を含む輸出入冷蔵冷凍貨物のお取り扱いが可能です。
主に乳製品・水産品・農産品などの原料や冷凍食品を取り扱っています。
また、第2センターは動物検疫のための検査場所として大臣指定を受けており、バター等乳製品の輸入も可能です。
輸出入される食品の保管や事務処理代行サービス
輸出入・港湾関連情報処理システム(NACCS)による輸出入貨物管理の事務手続きの代行、通関に関する書類作成の代行を受託し、お客様のビジネスのサポートをします。また動物検疫における輸入検疫のための検査場所として大臣指定を受けており、バター等の乳製品の輸入に対応しています。
マイナス40℃の超低温庫
-40℃の大容量超低温庫(870㎡)を保有しています。
高級刺身商材(各種マグロ、甘エビ、ウニ、高級白身魚)も超低温庫では長期間の保管でも鮮度を維持できますので、安心してご利用いただけます。
事例紹介
冷凍・冷蔵倉庫をご利用いただいているお客様の事例を紹介します。
事例1:チルド倉庫の中に設置したクリーンルームでカートンレス作業を行い、製造現場に輸送、品質向上・コスト削減に寄与
- お客様のお悩み
- 冷凍食品の原料を工場内で使用する際、商品を梱包するダンボールが効率面、衛生面から問題となっていた。また倉庫からダンボールから中身を出す場所まで輸送するコストもかかっており悩まれていた。
- 和泉製氷で解決
- 和泉製氷のチルド倉庫の中にクリーンルームを設置することで、ダンボールから中身を取り出す作業(カートンレス作業)に対応。お客様と相談の上決められた作業手順に従い、安全な衛生環境で作業を行うようになった。和泉製氷から中身だけを専用ボックスに入れて直接製造現場に輸送することでコスト削減、品質向上に大きく寄与することができた。
事例2:動物検疫の対象となる、バター・チーズ・マーガリンなど乳製品の輸入・保管に対応
- お客様のお悩み
- バターの保管先を探されていたお客様からご相談いただいた。バターは手続きが複雑で受け入れする倉庫会社が少なくお客様の課題となっていた。当時和泉製氷では取り扱いがなかったが、立地的な条件からも保管をご希望されていた。
- 和泉製氷で解決
- 和泉製氷としてバターの事務手続き、商品特性の知識を習得し、ALICより指定乳製品等保管倉庫の指定を受けた。お客様のバターも問題なく輸入・保管することができました。また 南大阪で唯一バターの動検に対応する倉庫として大臣指定を受けています。柔軟な対応でお客様の悩みに寄り添い解決する努力をします。
事例3:輸入した食品原材料に対して、お客様指定ラベルの作成・ラベル貼り付け作業の依頼に対応、管理面でも安心感を提供
- お客様のお悩み
- お客様が輸入された原材料に対し必要なラベルを作成し、貼り付ける必要があったが、ラベル作成の手間とラベルを確実に入庫日までに倉庫に届けられない可能性があり問題となっていた。
- 和泉製氷で解決
- 和泉製氷が事前にお客様から頂いたデータを元にラベルを作成。輸入した食品原材料に対し、和泉製氷で荷卸しと同時に貼り付けする作業を代行。お客様の手間が大幅に解消され、ラベルが確実に貼り付けされることで管理面でも安心感が生まれた。
事例4:和泉製氷の多温度帯対応倉庫で凍った原料を半解凍してから工場へ輸送、作業効率化に貢献
- お客様のお悩み
- 地場の食品メーカー様が、和泉製氷から輸送されてきた原料を製造ラインで使用する際、凍った状態では堅すぎるため投入できず、一時仮置きして半解凍する必要があった。仮置きのスペースも必要となり悩まれていました。
- 和泉製氷で解決
- 和泉製氷の多温度帯対応倉庫をご使用いただくことで、お客様ご希望の倉庫温度に設定、和泉製氷で半解凍してから工場に輸送することに。工場では到着直後に原料を投入することができるようになり、作業効率化に成功、また余分なスペースを確保する必要がなくなり工場を有効活用できるようになりました。